雷サージやノイズでハードディスクを認識しない故障トラブルが発生

エラーメッセージと障害

パソコンやUSB外付けハードディスク、SDカード、USBメモリーなどが特に何もした覚えがないのに「認識しない」といった故障トラブルがあります。多くのケースでは店舗で購入後、数年経った経年劣化障害が多いのですが、電気的なエラー、異常電圧によってハードディスクなどが「認識しない」、「データにアクセスできない」といった症状になることがあります。

このような「ある日、突然に認識しない」代表的な症状としては下記のようなものがあります。

  1. 電源をオンにしてもパソコンが正常に起動しない
  2. セーフモードでもに起動しない
  3. ハードディスクやSSDなどの内蔵ディスクを認識しない
  4. SDカードやUSBメモリーを接続しても認識しない
  5. フォルダやファイルなどの保存データの読み書きができない
  6. ディスク管理でも、ファイルシステムが「RAW」または「未フォーマット」と表示される
  7. データを開いても破壊または破損している
  8. 焦げ臭い匂いがする


雷サージ以外の過電圧

いわゆる故障なのですが、異常電圧が厄介なのは、ハードディスクやサーバーといった精密機器を故障させるだけではありません。

記録していたデータそのものが消失することです。パーテーション情報が消失することは勿論、ファイルシステム(フォーマット形式)が破壊されるだけではなく、データそのものが飛んでしまうのです。低レベルの過電圧のことをノイズと呼びますが、実生活では雷による【サージ電圧】よりも、このノイズの方が被害の発生頻度は高いのです。

最近はほとんどの精密機器が電子機器の高集積化により、過電圧に弱い構造になっています。
そのため昔に比べて低いレベルの過電圧でも故障が発生しやすい環境といえます。

2種類の雷サージ

外部から発生する【雷サージ】には主に2種類あります。

直撃雷】と【誘導雷】です。

直撃雷は、ビルやマンションの避雷針やアンテナを通して送電線や各種通信線などに雷が落ち、発生する現象を指します。読んで字のごとく雷の直撃です。落雷によるサージ電圧は他のサージ電圧に比べて桁違いに高く、数千ボルトから数万ボルトもの高電圧が発生します。

この【雷サージ】は電線や通信線を通じてビルやマンション内部に侵入すると、パソコンやサーバー以外にも多くの機器を電気的に破壊し故障させます。

一方、誘導雷は直接、雷が落ちた訳ではないのに、樹木や建物に落雷によって、送配電線や通信線などに過電圧、過電流が発生する現象です。雷サージの影響範囲は雷が落ちた地点から数キロ先にまで及ぶと考えられており、自宅やビル近くに落雷が発生していなくても、この誘導雷の影響を受ける可能性があります。

そのため【直撃雷】はなくても、雷が良く発生する地域では【誘導雷】が発生しやすくパソコンを始めとしたテレビやビデオレコーダー(ブルーレイレコーダー)などの精密機器が故障しやすい傾向があります。

日常的に起こるノイズに要注意

一方、外部の【雷サージ】以外にも精密機器に影響があるのが、【ノイズ】です問題となるのは、精密機器などの回路を破壊するレベルの高電圧や大電流の【雷サージ】だけではないのです。実際の日常で良く起こるのは回路を破壊するほど巨大ではなく、動作に一時的に不具合が生じる「ノイズ」です。

どの程度までのものを「ノイズ」とし、どの程度以上のものを「サージ」とするかについては、機器によって違いますが、高電圧・低周波のものをサージと呼び。定電圧・高周波のものをノイズと区分するケースがほとんどです。

特にハードディスクのモーターや基盤は温度の負荷や回路の通電や遮断時に流れる電流は、小さな負荷ですが、場合によっては数ミリ秒の間に100Aを超えるものにもなるケースが良くあります。その急激な電圧の変化は衝撃波のようなパルスと同じです。そのため、このようなノイズは「インパルス電流」とも呼ばれます。

CPUやメモリーなどの半導体を始め、ハードディスクなどは、「インパルス電流」のノイズにより故障する可能性が極めて高くなります。回路の通電や遮断時に流れる小さな負荷電流【ノイズ】は、ハードディスク以外ではUSBメモリーや外付けHDD、SDカードなどでも良く発生します。

特にパソコンやカメラにメディアを指したり抜いたりする際、この【ノイズ】が発生しやすくなります。基盤(マザーボード)などにおいても、スイッチのオンとオフにより電流の大きさや方向を急激に変化させることにより【ノイズ】が発生しやすくなります。その他にも磁界を急激に変化させたり、充電したコンデンサを急放電させることによっても発生しやすいのです。

サージ対策

サージ対策としては、雷警報や近くで音が聞こえたら、機器の電源をオフにするだけではなく、物理的にパソコンなど電源と繋いである線を抜いてしまうのが一番安全です。

ですが、パソコンを始め、精密機器のそばに必ず人がいるとは限りません。自宅であれば、平日の昼間は人がいるケースが少ないでしょうし、土日祝日なら会社のビルや建物の中に人がいるとは限りません。また全ての電気機器の電源をOFFにして、コンセントを抜く作業は物理的な台数によっては不可能なケースも多いでしょう。

そのような時に役立つのが、サージ保護機能を持つサージ対策製品です。
サージの対策製品では、エーピーシー・ジャパン(APC)が人気です。

  1. Professional SurgeArrest
  2. Network SurgeArrest
  3. PowerManage

電源および電話回線のサージ保護機能を持つ「Professional SurgeArrest」。電源およびLAN回線のサージ保護機能を持つ「Network SurgeArrest」。電源のサージ保護に加えて簡単な電源制御が可能となっている「PowerManager」の3種類があります。

雷サージによる過電圧には、サージ防護機能付きテーブルタップが有効ですが、ノイズなどの日常的に発生しやすいトラブルには対応できません。

万が一、ハードディスクやUSB外付けHDD、SDカード、USBメモリーなどが「認識しない」、「データにアクセスできない」といった症状が発生した場合、弊社のデータ復旧サービスをご利用ください。。

雷サージやノイズでハードディスクを認識しない故障トラブルが発生記事まとめ

  1. パソコンが起動しない
  2. ハードディスクを認識しない
  3. SDカードやUSBメモリーを認識しない
  4. 保存データやフォルダ、ファイルにアクセスできない
  5. ディスク管理でファイルシステムが「RAW」「未フォーマット」と表示される
  6. データが破壊または破損している
  7. 電気的なエラー、異常電圧では、雷による【サージ電圧】に要注意。
  8. サージは、雷などの原因によって瞬間的に発生する過電圧。主に高電圧、低周波。
  9. 過電圧がパソコンやモデムなどに伝わることで、内蔵ディスクを始め基盤などが破壊される可能性がある。
  10. 【雷サージ】には【直撃雷】と【誘導雷】の2種類がある。
  11. 直撃雷は、数千ボルトから数万ボルトもの高電圧でパソコンやサーバーなどの電気機器を破壊する
  12. 誘導雷は雷が落ちた地点から数キロ先にまで及ぶ
  13. 【雷サージ】以外にも精密機器に影響があるのが、【ノイズ】
  14. 【ノイズ】は低電圧、高周波であり、数ミリ秒の間に100Aを超えるケースも。
  15. 【ノイズ】は衝撃波のようなパルスと同じで、「インパルス電流」とも呼ばれる。
  16. 【ノイズ】は基盤のファームウェアエラーや電源のオン・オフでも発生する
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